製品リリース&アップデート

natsumimori
by: コミュニティーマネージャー
コミュニティーマネージャー

【2025年6月】HubSpot製品アップデート まとめ

Marketing Hub

① ワークフローでのAI推奨アクション(公開ベータ)

対象プラン: Marketing Hub ProfessionalおよびOperations Hub Professional以上

ワークフローの作成や最適化をAIがサポートします。以前の利用データに基づき、ワークフロー内での次のアクションを推奨します。新規作成でも既存ワークフローの改善でも、AIが提案することで、より迅速かつスマートな自動化の構築が可能になります。

ナレッジベース: ワークフローにおけるAIの利用

 

② Eメールクライアントテストの高速化(公開ベータ)

対象プラン: Marketing Hub Professional以上

Gmail、Outlook、Apple Mailなど100以上のEメールクライアントでの表示をテストできる機能が追加されました。

ナレッジベース:さまざまなクライアントやデバイスでのEメールの表示をプレビューおよび最適化する

 

③ ジャーニーの自動化での追加待機アクティビティーイベント

対象プラン: Marketing Hub Enterprise

ジャーニーの自動化で新たな「アクティビティーが発生するまで待機」条件が追加されました。ミーティング予約が予約されるまで待機、Eメールが送信されるまで待機など、イベントに基づいた自動化が可能です。

ナレッジベース: ジャーニーの自動化

 

④ モバイルでのAIレポートインサイト

対象プラン: Marketing Hub Professional以上

HubSpotモバイルアプリでAI生成のレポートインサイトが表示されるようになりました。

ナレッジベース:AIによるレポートのインサイト表示(BETA)

 

Service Hub

⑤ AIによるチケットカテゴリー自動識別

対象プラン: Service Hub Enterprise

AIがチケットの最初のメッセージを分析し、自動的に適切なカテゴリーを設定します。サポート担当者のデータ入力負担が軽減され、また、チケットのトレンドを即座に把握することができます。

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ナレッジベース:ヘルプデスクでチケットを管理する

 

⑥ 今日のインサイトフィード

対象プラン: Service Hub Professional以上

[ヘルプデスク] > [概要]

サポートに関する関連性の高い日次更新がヘルプデスク内に表示されます。

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ナレッジベース: ヘルプデスクのワークスペースの概要

 

⑦ チケットタイプ別のユーザーチケット容量制限(公開ベータ)

対象プラン: Service Hub Enterprise

ユーザーレベルでチケットの対応許容量をチャネルタイプ別に制限できるようになりました。Eメールのような即時性がないチケットとチャットのような即時対応が必要なチケットで異なる上限を設定できます。

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ナレッジベース:ヘルプデスクのユーザーのチケット対応量制限を設定する

 

⑧ ヘルプデスクでの下書き機能(公開ベータ)

対象プラン: Service Hub Professional以上

ヘルプデスクでメッセージの下書きを保存できるようになりました。

ナレッジベース:ヘルプデスクでチケットを管理する

 

⑨ Eメールへの顧客対応エージェント割り当て

対象プラン: Service Hub Professional以上

Eメールでのコミュニケーションに直接顧客対応エージェントを割り当てられるようになりました。

ナレッジベース:顧客対応エージェントを作成

 

⑩ ウィジェットヘルプタブでのナレッジベース閲覧と検索

対象プラン: Service Hub Professional以上

ウィジェットのヘルプタブから直接ナレッジベースの閲覧や検索ができるようになりました。

ナレッジベース:ナレッジベースの参照とウェブチャットでの検索を有効にする

 

⑪ ルールベースのチャットフローへの顧客対応エージェント追加(公開ベータ)

対象プラン: Service Hub Professional以上

ルールベースのチャットフローでHubSpotの顧客対応エージェントに訪問者を誘導できるようになりました。ルールロジックと生成AIを組み合わせることで、より柔軟なチャット戦略が可能になり、顧客の意図に適応する動的なサポートパスを構築できます。

ナレッジベース:ルールベースのチャットボットを顧客対応エージェントに送信

 

Operations Hub

⑫ プロパティー設定からデータ品質インサイトにアクセス

対象プラン: Operations Hub Professional以上

プロパティー設定から直接データ品質の問題を確認できるようになりました。

ナレッジベース: データ品質コマンドセンターの活用

 

⑬ 自動化の概要

対象プラン: Operations Hub Professional以上

新しい「自動化の概要」ページが追加され、すべての自動化ツール、利用状況、健全性指標を一箇所で確認できるようになりました。

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ナレッジベース:自動化の概要を理解

 

Sales HubとService Hub

⑭ 特定のパイプラインステージでの編集アクセス制御:チケットとカスタムオブジェクト

対象プラン: Sales HubとService HubのProfessional以上

管理者権限を持つユーザーは、チケットやカスタムオブジェクトのパイプラインステージレベルで編集権限を制御できるようになりました。特定のステージでは特定のユーザー以外がレコードを移動できないようにするなどの制限が可能です。

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ナレッジベース: チケットパイプラインのルール設定

 

アプリマーケットプレイス

⑮ Slackアプリアップデート:ワークフローアクションの改善

対象プラン: Professional以上

Slack連携が強化され、@メンションとクイックアクションをSlackに飛ばすことができるようになりました。

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ナレッジベース:HubSpotとSlackの連携機能を使用する

 

CRMプラットフォーム

⑯ CRMインデックスページからのプロパティー作成

対象プラン: すべてのプラン

CRMインデックスページから直接プロパティーを作成できるようになりました。

ナレッジベース:プロパティーの作成と編集

 

⑰ プロパティーデータの入力時自動フォーマット

対象プラン: Professional以上

ユーザーがデータを入力する時点で、電話番号や郵便番号などのプロパティーデータを自動的にフォーマットできるようになりました。

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ナレッジベース:プロパティールールの自動書式設定を設定する

 

⑱ AIによるデータモデル推奨

対象プラン: Professional以上

AIがHubSpot初期構築時点でのデータモデルを提案します。

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ナレッジベース:CRMオブジェクトとアクティビティーの関係モデルを確認するテンプレートを使用してデータモデルを定義する

 

⑲ モバイルでのリスト機能

対象プラン: Professional以上

HubSpotのリストがモバイルアプリからアクセス可能になりました。

ナレッジベース:HubSpotモバイルアプリでリストを使用する

 

⑳ 複数選択ユーザープロパティーの作成(公開ベータ)

対象プラン: Professional以上

複数のユーザーを選択できるプロパティーを作成できるようになりました。

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㉑ Breezeの「レコードを要約」ワークフローアクション(公開ベータ)

対象プラン: Professional以上

ワークフローにBreeze搭載の「レコードを要約」ステップを追加できるようになりました。長いメモやチケットの説明、Eメールスレッドの要約を自動生成でき、チームメンバー間のレコード受け渡しや複雑な履歴のフォローアップが容易になります。月間3,000回の実行制限があります。

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ナレッジベース:Breezeを使用してワークフローのデータを要約する

 

*詳細については、HubSpotの製品の最新情報ページ(アカウント内右上のアカウント名→製品の最新情報)や各機能のナレッジベース記事をご覧ください。また、ご質問がありましたら、HubSpotサポートまでお問い合わせください。