製品リリース&アップデート

natsumimori
by: コミュニティーマネージャー
コミュニティーマネージャー

【2024年5月】製品アップデート まとめ

①特定のビジネスユニットにオプトアウトリストをインポートできます

対象:Marketing Hub Enterprise

 

[CRM] > [コンタクト] > [インポートを開始] > [オプトアウトリストをインポート] 

これまではアカウント既定のビジネスユニットにしかオプトアウトリストをインポートできませんでしたが、任意のビジネスユニットを指定してこの操作ができます。

 

ナレッジベース:オプトアウトリストをインポートする

 

②マーケティングイベントをキャンペーンに関連付けできます

対象:Marketing Hub Professional以上

 

[マーケティング] > [キャンペーン] > 関連付けたいキャンペーンを選択 > [アセットを追加] > [マーケティングイベント]

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ナレッジベース:アセットやコンテンツをキャンペーンに関連づける

 

③キャンペーンをエクスポートする際のインターフェイスが新しくなりました

対象:Marketing Hub Professional以上

 

[マーケティング] > [キャンペーン] > キャンペーンを開く > [アクション] > [エクスポート]

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新しいインターフェイスではファイル形式を選択でき(CSVやPDFなど)、エクスポートファイルに含めるデータを選択できます。

 

ナレッジベース:個々のキャンペーンのパフォーマンスを分析する - キャンペーンパフォーマンスの詳細をエクスポート

 

④すべてのカスタマージャーニー分析に”プロパティ内訳”フィルタがつきました

対象:Marketing Hub Enterprise

 

[レポートとデータ] > [レポート] > [レポートを作成] > [カスタマー ジャーニー レポート] > [コンタクト] > 左側パネルのステップの中から必要な項目を選択し、ステージ1,2,3…を設定する > 各ステージの設定ボックスの左下の雷アイコンをクリック > プロパティー別の内訳と表示する結果数を指定する

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ナレッジベース:ジャーニーレポートの作成 - プロパティの分解

 

⑤モバイルアプリでソーシャル投稿とマーケティングメールの複製ができます

対象:すべて(ソーシャル投稿機能はMarketing Hub Professional以上が対象)

 

モバイルアプリを開く > [メニュー] > [マーケティングEメール] > Eメールを選択 > [...] > [複製]

*A/Bテスト用EメールとブログEメールは対象外です。

 

⑥モバイルでマーケティングEメールの承認ができます

対象:Marketing Hub Enterprise

 

モバイルアプリを開く > [メニュー] > [マーケティングEメール] > 下書きのEメールを選択 > [...] > 承認申請

 

ナレッジベース:マーケティングEメール送信の承認を求める

 

⑦HubDBに添付する画像にAltテキストと画像サイズの情報を設定できます

対象:Content Hub Professional以上またはMarketing Hub Enterprise

 

[コンテンツ] > [HubDB]

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ナレッジベース:HubDBテーブルの作成と入力

 

⑧サポートチームのためのヘルプデスク

対象:Service Hub Professional以上

 

ナレッジベース:ヘルプデスクのワークスペースの概要

 

⑨カスタムアンケートでCES(カスタマーエフォートスコア)が利用できます

対象:Service Hub Professional以上

 

[自動化] > [アンケート] > [アンケートを作成] >[カスタムアンケート]を選択 > [Eメール]を選択 > [質問タイプ]から”CES”を選択

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CESは顧客努力指標と呼ばれるスコアで、顧客が商品やサービスを利用するときに、どのくらいの時間や労力が必要だったかを示します。

 

現在の仕様では、Eメールで送るカスタムアンケートにのみCESを追加できます。また、一つのアンケートにはCES、CSATまたはNPSのいずれか一種類の質問のみ追加でき、例えばCESを追加した後にCSATやNPSを追加することはできません。

 

ナレッジベース:顧客サポートアンケートを作成して実施する

 

⑩AIチャットボット(公開ベータ)

対象:Service Hub *Professional以上 (*2024年8月21日改訂)

 

ナレッジベース:ウェブチャットフローのコミュニケーションに応答するAIチャットボットの設定(BETA)

 

⑪ヘルプデスクをSlackに接続できます(公開ベータ)

対象:Service Hub Professional以上

 

[レポートとデータ] > [連携] > [接続されたアプリ]

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↑通知イメージ

 

新規チケットについての通知をSlackで受け取ったり、チケットのプロパティーをSlackから更新したり、チケットのコメントに返信したりできます。

 

ナレッジベース:ヘルプデスクのチケットをSlackで同期・管理

 

⑫ 無効化されたユーザーのデータがフォーキャストに残ります

対象:Salse HubとService HubのProfessional以上

 

営業担当者だったユーザーが無効化されるとそのユーザーに関連するデータがフォーキャストから取り除かれていましたが、今回のアップデートにより無効化された後もデータはフォーキャストに記録されます。

 

ナレッジベース:フォーキャストツール

 

⑬取引とチケットにおけるクローズ日の自動化機能にアップデートがありました

対象:Sales HubとService HubのStarter以上(対象アカウントに順次リリース中)

 

[⚙️] > [オブジェクト] > [取引] > [パイプライン] > [自動化] > [テンプレート化されたオートメーション]

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取引またはチケットレコードをクローズ済みステージに移動した際、既定ではクローズ日が今日の日にちに設定されます。今日ではなく任意の日にちを設定したい場合に、”クローズ日を今日にする”機能をOFFにすることができるようになりました。

 

ナレッジベース:クローズ日の自動化をカスタマイズする

 

⑭コンタクトと会社レコードに重複が発生した際の通知をカスタマイズできます

対象:Operations Hub Professional以上

 

[レポートとデータ] > [データ品質] > [監視対象の問題を全て表示] > [重複の設定を調整]

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コンタクトレコードと会社レコードにそれぞれ何件の重複が発生したら誰に通知を出すか設定できます。

 

ナレッジベース:データ品質コマンドセンターの活用 - 重複監視の設定

 

⑮バウンスメールは分析対象に含まれません

対象:すべて

 

1:1のメール送信がバウンスした場合、開封やクリックなどのアクティビティーは分析から除外されます。

 

ナレッジベース:Eメールバウンスの種類

 

⑯受信トレイでAIアシスタントが他言語サポートします

対象:すべて

 

[CRM(顧客管理)] > [受信トレイ]

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他言語での問い合わせに対して、AIアシスタントが文章の下書きや拡張、トーンの変更をしてくれます。プロンプトとなるテキストを入力し、そのテキストをハイライト、雷アイコンをクリックして希望するアクションを選択します。

 

ナレッジベース:コミュニケーションの受信トレイでAIアシスタントを使用

 

⑰マーケティングEメール:ボタンモジュールのパディングのカスタマイズ性が増しました(公開ベータ)

対象:すべて

 

[マーケティング] > [Eメール] > [Eメールを作成]をクリックするか編集途中のEメールを開く

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パディングを無効にすることが可能になりました。

 

⑱[製品の最新情報]で正確なリリース日を確認できます

対象:すべて

 

画面右上のアカウント名をクリック > [製品の最新情報]

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*リリース日は予告なしに変更となる場合がありますので、ご了承ください。

 

⑲グローバル検索でアカデミーのコンテンツが表示されます

対象:すべて

 

画面左上の検索バーにキーワードを入力 またはCmnd+Kで検索バーを呼び出します。

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⑳プロパティー値の変更が監査ログで追跡されます

対象:すべてのHubのEnterprise

 

[⚙️] > [監査ログ] > [カテゴリー]フィルターで[プロパティー値]を選択 > 任意のログを選択

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変更後の値と変更前の値が表示されます。

 

ナレッジベース:アカウントのアクティビティー履歴を一元化した監査ログで表示およびエクスポートする

 

㉑同期プロパティーという新しいプロパティータイプが登場

対象:Marketing Hub、Sales Hub、Service Hub、CMS Hub、Operations HubのProfessional以上

 

オブジェクト間でプロパティー値の同期ができます。例えば、コンタクトの住所が更新されたら取引の住所も更新するといった具合です。

 

ナレッジベース:関連レコードにデータをコピーする同期プロパティーを作成する