製品リリース&アップデート

natsumimori
by: コミュニティーマネージャー
コミュニティーマネージャー

【2023年11月】製品アップデート まとめ

①Marketing Single Send APIが公開されました(公開ベータ)

対象:Marketing Hub Enterprise

 

HubSpotで作成されたマーケティングEメールに、外部でホストされたデータを挿入してメールを配信できます。

ユースケース:HubSpot外で保存している”最新の不動産物件”情報を盛り込んだメールを見込み客に送信する など

 

開発者向け資料:HubSpot Developers- Marketing Single Send API(BETA)

 

②営業活動管理にリード管理機能が搭載されました

対象:Sales Hub Professional以上

[セールス] > [営業活動管理] > [リード]

 

営業活動管理営業活動管理

リードという新しいオブジェクトが登場しました。コンタクトがMQLになったのでリードを作成し関連づける→取引レコード作成、のような流れを想定しています。コンタクトまたは会社に対してリードを関連づけることができ、たとえ取引が失注してもまた新たに取引が見込める状態になれば新しくリードを作成し関連づけることが可能です。

*Salesforceのリードとは概念が違う点をご注意ください。

 

ナレッジベース:営業活動管理でリードを管理

 

③同じオブジェクト同士の紐付けができます(公開ベータ)

対象:すべて

[⚙️] > [オブジェクト] > [コンタクト] > [関連付け]

 

オブジェクト同士の関連付けオブジェクト同士の関連付け

取引と取引、会社と会社というように、同じオブジェクト同士の関連付けができます。

このアップデートはコンタクト、会社、取引、チケット、カスタムオブジェクトが対象です。

会社の親子関係管理や代理店管理、学校や塾などの管理に役立ちそうなアップデートです。

 

ナレッジベース:同じオブジェクトの関連付け(BETA)

 

④ワークフローに登録されたレコードをランダムに分割できます

対象:Marketing Hub Professional以上

編集したいワークフローを開く > [+]をクリックしてアクション選択パネルを開く > [分岐] > [ランダムなパーセンテージに基づく ランダム分割]

 

ランダム分割ランダム分割

登録されたレコードをランダムに均等な大きさのグループに分けます。

ナレッジベース:ワークフローアクションを選択する- ランダム分割

 

⑤カスタマー ジャーニー レポートにローリング日付機能が搭載されました

対象:Marketing Hub Enterprise

[レポート] > [レポート] > [レポートを作成] > [カスタマー ジャーニー レポート]

 

ローリング日付ローリング日付

「今日から遡って7日間」、「過去30日間」というフィルターを使うことができます。

ナレッジベース:ジャーニーレポートの作成

 

⑥承認を依頼する相手を指定せず、全ての承認者か1人の承認者か選べます

対象:Marketing HubとCMS HubのEnterprise


承認者の指定承認者の指定

 

⑦承認プロセスの進捗をコラボレーションバーで追跡できます

対象:Marketing HubとCMS HubのEnterprise

 

承認プロセスの表示承認プロセスの表示

 

⑧静的リストをキャンペーンに追加できます

対象:Marketing Hub Professional以上

 

リストを一件開く > [アクション] > [キャンペーンに追加/Add to campaign]

静的リストをキャンペーンに追加静的リストをキャンペーンに追加

 

⑨モバイルアプリでマーケティングEメールの編集が可能です

対象:Marketing Hub Starter以上

 

ナレッジベース:HubSpotモバイルアプリでマーケティングEメールを管理・編集

 

⑩CTAにギャラリーモードが搭載されました

対象:Marketing HubとCMS HubのStarter以上

[マーケティング] > [リード情報の収集] > [CTA] > [リスト] > [ギャラリー]

 

CTAのギャラリービューCTAのギャラリービュー

CTA自体が拡大されて一覧表示されるので見やすくなっています。

 

⑪保存した動画ファイルに複数の言語の字幕を追加できます

対象:Marketing Hub, Service Hub, CMS HubのProfessional以上

[マーケティング] > [ファイルとテンプレート] > [ファイル]

 

字幕を追加字幕を追加

字幕を「.vtt」形式で用意し、最大6種類の字幕を追加できます。

 

⑫非公開コンテンツの閲覧設定を完了していない人へフォローアップメールを送れます

対象:CMS Hub EnterpriseとService HubのProfessional以上

 

ナレッジベース:非公開コンテンツの自動フォローアップ登録Eメールの設定

 

⑬分離コピーをステージング

対象:CMS Hub Professional以上

[マーケティング] > [ウェブサイト] > [ウェブサイトページ] > [その他のツール] > [コンテンツステージング]

 

分離コピーをステージング分離コピーをステージング

既存のウェブサイトを複製し、ステージ環境で編集を進め、新規ページとして公開することができる機能です。ウェブサイトをリニューアルする際や移行する際に便利です。

 

ナレッジベース:コンテンツステージングを使用してサイトを再設計・再ローンチする

 

⑭FacebookのConversions APIとの統合が拡大しました(公開ベータ)

対象:Marketing Hub Professional以上

 

HubSpotのライフサイクルステージの変更イベントデータをMeta(Facebook)にコンバージョンとして送り返します。

ナレッジベース

 

⑮Salesforceから直接HubSpotのシーケンスに登録できます

対象:Sales Hub、Service HubのProfessional以上

 

Salesforce画面でHubSpotシーケンスに登録Salesforce画面でHubSpotシーケンスに登録

新しいHubSpot visualforceウィンドウをインストールすることで、Salesforce画面から直接HubSpotのシーケンスに登録できるようになります。

 

ナレッジベース:SalesforceのページレイアウトにHubSpotのEmbedウィンドウを追加する

 

⑯SalesforceからHubSpotのミーティングをスケジュールできます

対象:Sales Hub、Service Hub、Marketng Hub、CMS HubのProfessional以上

 

Salesforce画面でHubSpotミーティングを設定Salesforce画面でHubSpotミーティングを設定

Salesforce内でHubSpotのミーティングを作成できるので、両ツール間を行き来する手間が省けます。新しいVisualforceウィンドウをインストールして、ご利用ください。

 

ナレッジベース:SalesforceのページレイアウトにHubSpotのEmbedウィンドウを追加する

 

⑰フォーム送信者をミーティングリンクに誘導できます

対象:Sales HubとService HubのEnterprise

編集したいフォームを選択 > [オプション] > [誰かがこのフォームを送信した後のアクション]

 

ミーティングリンクへ誘導ミーティングリンクへ誘導

 

これまでは、フォーム送信者にThank youメッセージを表示するか別ページへリダイレクトするかの2択でしたが、これに新しいオプションが追加されました。

 

⑱取引パイプラインのルールを作る(非公開ベータ)

対象:Sales Hub Professional以上

 

非公開ベータの段階で指定できるルールは以下です。

・新規作成した取引が入るステージを固定する(例えば必ず”ステージ1”というステージに入る)

・ステージがスキップされるのを制限する(パイプラインにある全てのステージを順次通過しなければならない)

・後方ステージへの移動を制限(後ろのステージへは動かせない)

 

コミュニティー内Ideas Forumのスレッド:Restrict moving deals between stages

 

⑲スキルベースのチケットルーティング(非公開ベータ)

対象:Service Hub Enterprise

 

チケット対応者のスキルをもとに、顧客からの問い合わせに最適なスキルをもつ対応者をチケットに割り当てます。例えば”英語対応OK”など。

 

⑳顧客からのフィードバックにタグ付けができます(公開ベータ)

対象:Service Hub Professional以上

[サービス] > [フィードバックアンケート] > [タグ]

 

フィードバックにタグ付けフィードバックにタグ付け

タグに基づいてリストを作ることもできます。

ナレッジベース

 

㉑プロパティーに対して条件付きロジックを設定

対象:すべてのHubのProfessional以上

[⚙️] > [プロパティー] > オブジェクトを一つ選択 > [条件付きプロパティーのロジック]

 

条件付きロジック条件付きロジック

適切なプロパティーを適切なタイミングで表示する機能です。例えば、「取引タイプ」プロパティーが「新規ビジネス」の場合に「優先度」プロパティーを表示する、といった具合です。

 

ナレッジベース:プロパティーの条件付きロジックの設定

 

㉒CRMレコードページエディター

対象:すべて

[⚙️] > [オブジェクト] > 編集したいオブジェクトを選択 > [レコードのカスタマイズ] > [中央列をカスタマイズ]

 

レコードページエディターレコードページエディター

ビジネスのニーズに合わせて、各種レコードの中央列を簡単にカスタマイズできます。

 

㉓アカウントにいるユーザーの活動状況を閲覧できます

対象:すべてのHubのEnterprise

 

[⚙️] > [ユーザーとチーム] > 1人ユーザーを選択 > [ユーザーのアクティビティー]

 

活動状況活動状況

ナレッジベース:ユーザーレコードのプロパティーを確認し更新する

 

㉔カスタムユニークIDを使ってコンタクトをインポートできます

対象:すべて

[⚙️] > [プロパティー] 

 

自社の独自IDを使ってコンタクトをアップデートできます。

ナレッジベース

 

㉕カスタムレポートビルダーにゲージの表示が追加

対象:すべてのHubのProfessional以上

[レポート] > [レポート] > [レポートを作成]

 

ゲージのフォーマットゲージのフォーマット

 

㉖非公開ベータへの申請がアカウントからできます

対象:すべて

 

アカウント右上のアカウント名 > [製品の最新情報] > 早期アクセス下[ベータ]

非公開ベータ申請非公開ベータ申請

 

㉗ワークフローに問題が生じた際に通知を受け取れます

対象:すべてのHubのEnterprise

ワークフローを開く > [設定と通知] > [通知] 

通知設定通知設定

 

㉘監査ログを取得できるAPIが公開(公開ベータ)

対象:すべてのHubのEnterprise

 

開発者向け資料:Get a centralized audit log of user actions (BETA)

 

㉙データが大量にエクスポートされた場合に通知を受け取れます

対象:すべて

[⚙️] > [インポートとエクスポート] > [大規模なエクスポートの通知しきい値] 

通知設定通知設定

 

㉚インデックスページで「列を固定」できます

対象:すべて

会社やコンタクトのインデックスページを開く > [列を編集] > [上の列を固定]にチェック

 

列を固定列を固定

インデックスページ一番左側のプロパティー列を固定でき、右にスクロールしても表示された状態にできます。

ナレッジベース:ビューの列やボードカードをカスタマイズする

 

㉛日付プロパティーをフィルターに使用する際、タイムゾーンを指定できます

対象:すべて

リストまたはワークフローを開く > 日付のプロパティーをフィルターに入れる > [タイムゾーン]

 

タイムゾーン指定タイムゾーン指定



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