製品アップデート

natsumimori
by: Community Manager
Community Manager

【2022年9月】製品アップデート まとめ

①CRM開発ツールを使って、レコード画面をさらにカスタマイズできます(公開ベータ)

対象:Sales & Service Hub Enterprise

 

[CRM開発] > [CRMカードビルダー]

または

[⚙] > [オブジェクト] > オブジェクトを選択 > [レコードのカスタマイズ] > [追加のタブをカスタマイズ]

 

オブジェクトレコードに任意のデータを表示することができます。例えばコンタクトレコードにチケット、会社、データのハイライトを表示すると、以下のような見た目になります。

カスタマイズしたレコード画面.png

②SEOアナリティクス2.0(公開ベータ)

対象:Markeitng HubとCMS HubのProfessional以上

 

GoogleサーチコンソールのデータをHubSpot内で表示できる、というベータ機能です。

Googleサーチコンソール連携を未使用の方は、マーケットプレイスから

インストールします。すでにGoogleサーチコンソールをインストール済みの方は、再認証が必要です。[⚙] > [連携] > [連携されたアプリ] > [再接続]と進むことで、再認証ができます。

 

インストールまたは再認証ができたら、”Googleサーチコンソールのプロパティーを追加する”ボタンをクリックして、HubSpotにサーチコンソールのプロパティーを追加します。ここまで完了したら、[マーケティング] > [ウェブサイト] > [SEO] > [分析]にて、サーチコンソールのデータが表示されます。イメージはこちらです:

SEO_analytics_2_0.png

より精度の高いウェブサイト運用に活かせますね!

 

③ワークフロー:指定した日付まで遅延させることができます

対象:すべてのHubのProfessional以上

 

[自動化] > ワークフロー編集画面 > [日付までの遅延]

 

これはかなり便利ではないでしょうか、特定の日にちまで遅延、その日にちの前後まで遅延、日付プロパティーに入った値の当日まで遅延、ということが設定可能です。

例えば、コンタクトのライフサイクルステージがSQLになって2日経過したらメールを送る、といったことがワークフローで実装できます。

日付遅延.png

④ページ編集画面のコンテンツサイドバーがツリー形式で見やすくなりました

対象:CMS Hub

 

右側が新しくアップデートされたツリー表示です。長いページでは、どのモジュールがどのセクションなのかわかりにくくなりがちなので、視覚的に便利ですね!

ツリー表示.png

 

⑤ライフサイクルステージを自動入力する設定が追加されました

対象:すべて

 

[⚙] > [オブジェクト] > [コンタクト] > [ライフサイクルステージ] > [自動化]

 

例えば、取引が作成されたらコンタクトのライフサイクルステージを”商談”にするというような自動化設定ができます。

ライフサイクルステージ設定.png

 

⑥HubDBの依存項目を表示できます

対象:Marketing Hub Enterprise

 

[HubDB] > [アクション] > [依存項目を表示]

HubDB依存項目.png

⑦HubDBのForeign IDが画像の場合、サムネイルが表示されるようになりました

対象:Marketing Hub Enterprise

HubDB_Foreign_ID.png

⑧HubDBをドラッグ&ドロップで順序入れ替えできます

対象:Marketing Hub & CMS Hub Professional以上

 

⑨ブログ、ランディングページ、ウェブサイトページ作成画面にコラボレーションバーが追加されました(公開ベータ)

コラボレーションバーFor_CMS.png

⑩動画コンテンツに関するフィルターが使えるようになりました

対象:すべて

 

HubSpotでホストされたページにエンベッドされた動画に関するフィルターをリストやワークフローで使用可能です。メディアインタラクションという名前のフィルターです。どのメディアを閲覧したか、いつ閲覧したかをフィルタリングできます。

メディアインタラクション.png

⑪カスタム目標が登場(公開ベータ機能)

対象:Sales Hub Enterprise以上、Service Hub Enterprise以上

 

[⚙] > [トラッキングとアナリティクス] > [目標] > [目標を作成]

ユーザーごと、チームごとに月次や四半期のゴールを設定可能です。

ナレッジベース:カスタム目標の作成

 

 

⑫パイプラインのカードに表示する項目をカスタマイズ可能です

対象:すべて

 

[⚙] > [オブジェクト] > 取引、チケットまたはカスタムオブジェクトを選択 > [パイプライン] > [ボードのカスタマイズ]

パイプラインボードビューカスタマイズ.png

 

ナレッジベース:ボードビューのレコードに表示するプロパティーを選択

管理者権限をもつユーザーは、最大4つのプロパティーをボードに表示するよう設定できます。

パイプラインボードビューカスタマイズ2.png

 

⑬コミュニケーション受信ボックス内でスパムフォルダーに入ったメールをスパム解除した場合、チケットを自動生成することができます

対象:すべて

スパム解除.png

  1. コミュニケーション受信ボックス内でメールが自動的にスパムフォルダーに入る
  2. スパムメールではないことがわかり、手動でスパム解除する
  3. チケットの自動生成機能が有効になっている場合、スパム解除したメールにチケットが生成される

注意点:

  • チケットの自動生成機能が有効出ない場合は、スパム解除してもチケットは作られません。
  • チケット作成日時などのタイムスタンプは、メールを受信した時間をもとに出力されます。スパム解除した時間をもとには出力されません。
  • このアップデートはEメールスレッドにのみ適用されます。
  • このアップデートは自動的にスパムとしてマークされたメールのみ対象です。手動でスパム指定したメールは対象外です。

 

⑭製品と商品項目の価格を小数点以下6桁まで入力可能です

対象:すべてのHubのProfessional以上

製品と商品項目.png

 

⑯プロパティーの変更履歴に外部サービスの名称が表示されるようになりました

対象:すべて

 

プロパティーの値がデータ連携によりアップデートされた場合、そのデータ連携アプリの名称がプロパティーの変更履歴に表示されます。(これまでは”API”としか表示されませんでした。)



⑰重複しているレコードを一括マージできるようになりました

対象:Operations Hub Professional以上

 

オブジェクト一覧を開く > [アクション] > [重複を管理] > レコード左のボックスにチェックを入れる > [確認]

一括マージ.png

 

⑱ワークフロー内でWebhookアクションを実行する際、さらにカスタマイズが可能になりました

対象:Operatioins Hub Professional以上

Webhook.png

 

⑲プロパティーを入力してもらう時のルールを設定できるようになりました(公開ベータ)

対象:すべて

 

例えば「業務概要」というプロパティーは最大100字入力可能、などの入力ルールを設定できます。

Property_validation.png

このベータを試されたい方は、こちらの方法でオプトインします:

[⚙] > [プロパティー] > 画面左下[プロパティー検証ベータ] > [全てのユーザーをベータにオプトイン]



⑳インポートする際に、一括で親会社・子会社の紐付けができます

対象:すべて

 

これまでは会社レコード画面上で手動で親会社・子会社の紐付けをする必要がありました。このアップデートにより、インポート経由で紐付けができます。

 

  1. 親会社・子会社の紐付けをする前に、親会社となる会社レコードがCRM上にすでにあるよう準備します。
  2. 親会社となる会社レコードのIDをすべて取得します。レコードを開いてURLの最後の数字10桁をコピーするか、または親会社をすべてエクスポートしてIDを取得します。詳しくはHubSpot入門⑥ インポートの基本~複数オブジェクト編~の「ステップ1:ファイルを用意する」をご覧ください。
  3. 子会社となる会社レコードのインポートファイルを用意します。”親会社”という項目を追加し、それぞれの子会社に紐付けたい親会社のIDを入力します。詳しいステップをご覧になりたい方は、↑と同様にHubSpot入門⑥をご覧ください。
  4. 3で用意したファイルを使用してインポートをします。

 

㉑インポートしたコンタクトを既存の静的リストに追加できます

対象:すべて

 

[コンタクト] > [インポート] > カーソルをインポート名上に置き[その他] > [インポートしたコンタクトをリストに追加] > 新規の静的リスト、既存の静的リスト、新規の動的リストから選択する

既存の静的リストにコンタクトを追加.png

 

㉒特定のチームに対して、レコードの右側パネルをカスタマイズできます

対象:すべて

 

[⚙] > [オブジェクト] > いずれかのオブジェクトを選択 > [レコードのカスタマイズ] > [右側のサイドバーをカスタマイズ]

レコード右側パネルのカスタマイズ.png

 

それぞれのチームに最も重要な情報を表示するように設定できます。

4 Comments