①WhatsAppを受信トレイに接続できます
対象:Marketing HubとService HubのProfessional以上
WhatsAppは東南アジアや南米で主流のコミュニケーションツールです。今回のアップデートにより、お使いのWhatsAppアカウントをHubSpotの受信トレイに接続し、WhatsAppへのメッセージをHubSpot内で管理・対応できるようになりました。(ベータ機能だったので、現在徐々に対象アカウントに開放されているところです。)
メッセージの送信元電話番号がCRMに既存の番号だった場合、自動的にコンタクトレコードが関連づけられ、メッセージのスレッドがコンタクトレコードに表示されます。
[⚙] > [受信トレイ] > [受信トレイ] > [チャネルを接続] > [WhatsApp]
ナレッジベース:WhatsAppチャネルを会話の受信トレイに接続
②マーケティングEメールを送る際に承認プロセスを追加できます(公開ベータ)
対象:Marketing Hub Enterprise
スーパー管理者は、以下の手順に沿ってこの機能をアカウント全体で有効化させます:
[⚙] > [マーケティング] > [Eメール] > [設定] > [承認]
有効化させたら、承認できるユーザーを設定します:
これで、一般のユーザーがマーケティングEメールを送信または公開したい時には、承認者にリクエストを出せるようになります。リクエストが出されると、承認者はその旨をEメールで通知されます。
ナレッジベース:マーケティングメールを送信するための承認を要求する(ベータ)
③Dynamics 365連携で、HubSpotのコンタクト情報をエンベッド表示できます
対象:Marketing Hub, Operations Hub, Sales HubのStarter以上
HubSpotの画面を開かなくても、Dynamics 365上である程度のHubSpotコンタクト情報を閲覧可能です。
ナレッジベース:HubSpotとDynamics 365を接続する
④NetSuite連携で、HubSpotのコンタクト情報をエンベッド表示できます
対象:Marketing Hub Professional以上、Operations Hub Starter以上、Sales Hub Enterprise
HubSpotの画面を開かなくても、NetSuite上である程度のHubSpotコンタクト情報を閲覧可能です。
ナレッジベース:HubSpotとNetSuiteを接続する
⑤Shopify連携において、「放棄されたカート」データの同期精度が上がりました(公開ベータ)
対象:Marketing HubとSales HubのProfessional以上
放棄されたカートの情報がShopifyとHubSpot間でより正確に同期されるようになりました。また、カートを放棄したコンタクトの情報も一貫してHubSpotに追加されます。
アプリマーケットプレイス:Shopify連携
⑥HubDBの列について説明を入力できます
対象:CMS Hub Professional以上
[マーケティング] > [ファイルとテンプレート] > [HubDB] > テーブルを選択 > 各列にカーソルをおき、ドロップダウンメニューをクリック > [編集] > [列の説明]
⑦ブログに多言語バリエーションを設定するプロセスが改良されました
対象:すべて
[マーケティング] > [ウェブサイト] > [ブログ] > 多言語で作成したいブログにカーソルを置く > [その他] > [多言語バリエーションを作成]
⑧多言語展開している各ブログに、それぞれブログヘッダーやメタディスクリプションの値をプリセットしておくことができます
対象:すべて
[⚙] > [ウェブサイト] > [ブログ] > 言語を選ぶ > ブログヘッダーやメタディスクリプションを設定する
⑨承認に関する通知が改良されました(公開ベータ)
対象:Marketing HubとCMS HubのEnterprise以上
Eメール通知以外の通知方法(ベル、ポップアップ、ブラウザー)が追加され、また承認が拒否された時にも通知を出せます。
スーパー管理者がアカウントの既定を設定する場合:
[⚙] > [アカウントの既定値] > [ユーザーの既定] > [アカウントの既定を管理]
ナレッジベース:通知プロファイルを作成する
スーパー管理者以外のユーザーが通知設定をする場合:
[⚙] > [通知] > [Eメール] または [デスクトップ]から設定
ナレッジベース:HubSpotでユーザー通知をセットアップする
⑩他のユーザーのスケジュール設定ページを作成できます
対象:すべて
他のユーザーに代わってミーティングのスケジュールページを作成、編集、削除できる権限が追加されました。以前まではスーパー管理者のみこの操作を実行できましたが、権限さえ付与しておけばどのユーザーでもこの操作を実行可能です。
*セールスタブとサービスタブに表示される権限は同じものです。いずれかを有効化させるともう一方も自動的に有効化されます。
⑪HubSpot iOSアプリでも様々な媒体のログを残せるようになりました(公開ベータ)
対象:すべて
SMSメッセージ、LinkedInメッセージ、WhatsAppメッセージ、郵便物のログをiOSアプリでも残せます。(*こちらの機能を利用するにはiOS 4.5.0以上にアップデートをお願いします。)
⑫Webhookのクエリパラメータに静的値を追加できます
対象:Operations Hub Professional以上
ワークフローを開く > [+]をクリックして[Webhookを送信を選択]
GETリクエストの場合: [静的な値を追加]
POSTリクエストの場合:[リクエスト本文をカスタマイズ] > [静的な値を追加]
⑬データ品質ツールにアクセスするための権限が追加されました
対象:Operation Hub Professional以上
スーパー管理者以外のユーザーに権限を付与して機能にアクセスしてもらうことができます。
[⚙] > [ユーザーとチーム] > ユーザーを選択 > [レポート] > [データ品質ツールのアクセス権]
⑭Sandboxを連携させるタイミングで、同期の範囲を指定できるようになりました
対象:すべてのHubのEnterprise
すべてのアセットを同期する、または細かく同期するアセットを選択することができます。
[⚙] > [サンドボックス]
ナレッジベース:コンタクト、フォーム、リスト、メール、パイプライン、ワークフローを標準のサンドボックスアカウントに同期
⑮プロパティーごとのアクセス権を管理できるようになりました
対象:すべてのHubのEnterprise
[⚙] > [プロパティー] > 権限設定したいプロパティーにチェックを入れる > [ユーザーおよびチームを割り当て] > [ユーザーおよびチームを割り当てる]
権限が割り当てられていないユーザーには、プロパティーの値は非表示となります。また、カスタムプロパティーも既定プロパティーと同様にアクセス権を設定可能です。
*本機能にはまだ多数の制限があります。現状では、権限を付与していなくてもレポートやワークフロー、フォーム上で該当プロパティーの値は表示されますのでご注意ください。
⑯Teams経由でHubSpot受信トレイのメッセージを送信できます
対象:Teams連携を使用しているすべてのアカウント
Microsoft Teamsとの連携機能がさらにパワーアップし、HubSpotのライブチャット、HubSpotの受信トレイ、FacebookメッセンジャーのやりとりをTeamsの画面で操作できます。
この機能を利用するにはアプリマーケットプレイスでTeams連携をアップデートする必要があります(リンク)。
ナレッジベース:HubSpotとMicrosoft Teamsの連携
⑰子会社に関する計算プロパティーを作成できます(公開ベータ)
対象:すべてのHubのProfessional以上
例えば、関連子会社の収益を算出したり、子会社の数を算出することができます。
[⚙] > [プロパティー] > [オブジェクトを選択]で会社プロパティーを選択 > [プロパティーを作成] > [フィールドタイプ]に計算を選択 > [計算プロパティータイプ]に合計を選択 > [関連レコードタイプを選択]で会社を選択 > [関連ラベルを選択]で子会社を選択 > [関連レコードプロパティー]で最近の取引金額を選択 > [作成]
⑱Enterpriseアカウントの共有受信トレイで作成できるカスタムビューの上限が引き上げられました
対象:すべてのHubのEnterprise
[コミュニケーション] > [アクション] > [ビューを作成]
50件から600件に上限が引き上がりました。
ナレッジベース:受信トレイのカスタムビューにコミュニケーションを整理する
⑲繁体字中国語のHubSpot UIとナレッジベースがリリースされました
対象:すべてのアカウント
HubSpot UI:
[⚙] > [全般] > [言語]
ナレッジベース:
ナレッジベース左上の言語変換ボタンで変更
⑳取引とチケットのパイプラインステージを変更した際に必須入力にしてあるプロパティーが、新規レコードを作成した時にも表示されます
対象:すべてのHubのStarter以上
パイプラインのステージを変更した際に必須入力にしてあるプロパティーは、レコードをその該当ステージに移動させれば入力が促されましたが、新規レコードをそのステージで作成した場合は必須入力になっていませんでした。これが改良され、該当ステージで新規レコードを作った場合にも必須入力プロパティーが表示されるようになりました。
㉑レポートやダッシュボードを最後に誰がいつ閲覧したかが表示されます
対象:すべてのアカウント
[レポート] > [レポート] > [前回の表示]
㉒リストにパフォーマンスタブが追加されました
対象:すべてのアカウント
㉓CRMレコードに概要タブが追加されました
対象:すべてのアカウント
以上、今月のアップデートまとめでした!
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