最近リリースされたHubSpotの製品アップデートをまとめて紹介します!
①カスタマーポータル(Public Beta)
対象:Service Hub Professional & Enterprise
[⚙] >[ウェブサイト] > [カスタマーポータル]
エンドユーザーがカスタマーポータルにログインし、過去に開いたチケットや現在進行中のチケットを閲覧しメッセージを返信することができます。
カスタマーポータルのドメインは好きなように設定可能です。また、カスタマーポータルにログインできるエンドユーザーをリストを使用して制限したり、カスタマーポータルに表示するチケットをパイプラインを基準に制限することができます。
(例)サポートパイプラインのチケットのみカスタマーポータルに表示する
ポータルのレイアウトは簡単に編集することができます。
今のところ英語のみですがナレッジベースはこちらです:Set up a customer portal
②サンドボックス
対象:すべてのHubのEnterprise
すべてのEnterpriseアカウントでサンドボックスを1つ作成いただくことができます。詳しくはこちらの記事をご覧ください:【新機能】サンドボックスアカウントを作る
③ビジネスユニット単位でレポーティングする
対象:Marketing Hub Enterprise
[レポート] > [ダッシュボード] > [ダッシュボードを作成] > [ビジネスユニットの概要]
ビジネスユニット用のダッシュボードが既定で用意されています。ビジネスユニットごとのコンタクト増加数、ライフサイクルステージの状況などをレポーティングすることが可能です。
ビジネスユニットの概要を追加する
また、ビジネスユニットのプロパティーを使ってカスタムレポートを作成することもできます。
カスタムレポート
ナレッジベース(現状英語のみ):Report on business units
④ページ編集画面でセクションを保存することができるようになりました
対象:Marketing Hub & CMS Hub Starter, Professional and Enterprise
例えばランディングページを作成するのにいつも使用しているフォームと画像のペアをセクションとして保存して、次に新たなページを作成する際にそのセクションを丸ごと再利用することができます。
セクションを保存する
⑤広告のシーケンス機能が追加されました
対象:Marketing Hub Professional & Enterprise
[マーケティング] > [広告] > [広告キャンペーンを作成] > [広告シーケンス]
Facebook広告アカウントをHubSpotに接続して、Facebook広告シーケンスを作成することができます。
広告シーケンスとはつまり、特定の条件を満たした人に特定の広告を見せていくことを指しています。例えば、すでにフォームを送信した人にリードを惹きつけるための広告を表示する必要はありませんよね。この機能を使用すれば、”この広告はフォームを送信しておらず、またライフサイクルステージが不明の人にのみ表示する”などとターゲットを設定しておくことができます。
バイヤージャーニーに合わせて表示する広告を変えることができる便利な機能です。
ナレッジベース(英語):Create Facebook ad sequences in HubSpot
⑥取引の分割機能
対象:Sales Hub Enterprise
[⚙] > [オブジェクト] > [取引] > [ユーザー間で取引を分割]
設定画面
取引をクローズした時の金額を最大5人で分けることができます。例えば、商談に補佐で入った担当者に売り上げの2割を計上する、というようなことが可能です。
取引を分割
分割設定画面
⑦Operations Hubの双方向同期に取引が追加されました(Public Beta)
対象:Operations Hub Free, Starter & Professional
Microsoft Dynamicsなど取引の概念があるサービスとHubSpotを連携させる際、取引も双方向同期が可能となりました。
⑧Slack連携からコンタクト、会社、取引を作成可能です
対象:すべてのHubのすべてのプラン
[⚙] > [連携] > [連携されたアプリ] > Slackを検索 > [再接続]
Slack再接続
これまでは、Slack連携でタスクとチケットのみ作成することが可能でした。これに加えてコンタクト、会社、取引も作成できるようになりました。
⑨レポートを複数のダッシュボードに貼り付けることが可能です(Public Beta)
対象:すべてのHubのすべてのプラン
例えば、マネージャー用のダッシュボードにレポートAを貼り付け、同じレポートを営業担当者ダッシュボードにも貼り付けることができます。
すでにレポートがダッシュボードに追加されている場合:
ダッシュボードを開く > レポートにカーソルを置き、[...]をクリック > [ダッシュボードに追加]
まだいずれのダッシュボードにも追加されていない場合:
レポート一覧ページを開く > [アクション] > [ダッシュボードに追加]
⑩Shopify連携がパワーアップしました
対象:すべてのHubのすべてのプラン
カスタムプロパティーの連携、連携したいプロパティーの編集が可能です。UIもアップデートされています。
⑪モバイルアプリでHubSpotアカデミー受講可能
モバイル用HubSpotアプリでアカデミーを利用できるようになりました。
詳しくはこちら:HubSpotアカデミーのモバイル版が新登場!
⑫カスタムレポートビルダーで動的な日付フィルターをかけることが可能です。
対象:すべてのHubのProfessional & Enterprise
今までは特定の日にちを指定しなければいけなかったですが、このアップデートにより、今日を基準として過去365日以内、過去180日以内などとフィルターできるようになりました。
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