製品アップデート

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Par: Équipe de développement de HubSpot
Équipe de développement de HubSpot

【お知らせ】HubSpotの見積もりテンプレートを既定でカスタマイズできるようになりました。従来のテンプレートは今後ご利用いただけなくなります。

HubSpotの見積もりが新しくなります

2022年10月10日以降、これまで「基本」、「モダン」、「オリジナル」の3種類でご利用いただいてきた標準見積もりテンプレートから、新しいテンプレートへの移行が行われます。

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本移行により、これら従来の標準テンプレートは2022年12月12日以降ご利用いただけなくなりますのでご留意ください。今後は、Basic(基本)、Modern(モダン)、Original(オリジナル)、Flow(フロー)の4種類で提供される新しいテンプレートをご利用いただきますようお願いいたします。新しいテンプレートでは、デザインは従来のものとほぼ変わらず、さらに多くの項目をカスタマイズできるようになり、新機能も搭載しています。 

 

また、すでに公開済みの見積もりにはこの移行による影響はなく、2022年12月11日までは今まで通り従来のテンプレートもご利用いただけます。 

 

このたびの移行に際し、ご面倒ではございますがお客さまには以下の作業を行っていただく必要がございます。5分程度の簡単な作業ですので、できるだけ早急にご対応くださいますようお願いいたします。

  1. [見積もり]ページで[カスタマイズ済みのテンプレート]タブを開く
  2. [標準見積もりテンプレート]内で[標準:オリジナル]、[標準:基本]、[標準:モダン]を非表示にする
  3. 新しいテンプレートをカスタマイズする(Sales HubのProfessionalおよびEnterpriseのみ)

 

詳しい手順については以下をご参照ください。 

 

12月12日までに必要な作業を完了されなかった場合、見積もりの作成や編集を行う際に新しいテンプレートを使用するように促されます。すでに公開済みの見積もりに影響はありませんが、それらを再利用して新しく公開したい場合には、新しいテンプレートを使用して見積もりを作り直していただく必要がございます。

 

従来の標準見積もりテンプレートを使用されている全てのお客さまに影響がございますので、あらかじめご注意ください。

 

お客さまに行っていただく作業と新しいテンプレートのカスタマイズ機能

まずは、お客さまが現在どのテンプレートを使用しているかを確認して、現在のテンプレートに応じて新しいテンプレートの種類をお選びください。次に、以下の手順に従ってお進みください。また、テンプレートのカスタマイズに関してはナレッジベース記事で詳しくご覧いただけます。 

 

ステップ1と2は全ての製品とエディションで行っていただく手順です。ステップ3はSales HubのProfessionalおよびEnterpriseエディションのみでご利用いただけます。 

 

ステップ1:[設定]>[オブジェクト]>[見積もり]>[カスタマイズ済みのテンプレート]と進みます。[カスタマイズ済みの見積もりテンプレート]のタブは、スーパー管理者のみに表示されます。 

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ここには、アカウント内で作成された全てのカスタマイズ済みの見積もりテンプレートが表示されます。また、Basic(基本)、Modern(モダン)、Original(オリジナル)の新しいテンプレートもこのタブ内に表示されます。このページ内で新しいテンプレートが見つからない場合、HubSpotサポートチームまでお問い合わせください。[標準見積もりテンプレート]は[カスタマイズ済みのテンプレート]の下部に表示されます(ステップ2参照)。 

 

新しいテンプレートの全ての種類をご利用いただいている場合、ステップ2とステップ3の作業を行っていただく必要はありません。見積もり作成の際に表示されるドロップダウンでいずれかのテンプレートを表示したくない場合は、[アクション]メニューをクリックして[見積もりで非表示]を選択します。  

 

ステップ2:[カスタマイズ済みのテンプレート]の下部に[標準見積もりテンプレート]が表示されます。各テンプレート名にカーソルを合わせると、右側に[見積もりで非表示]のボタンが現れます。上記のステップ1の手順に従って新しいテンプレートの中から使用したいテンプレートを選択した後、全ての標準見積もりテンプレートを非表示にします。

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ステップ3:Sales HubのProfessionalあるいはEnterpriseエディションをご利用されているお客さまは、数多くのカスタマイズ機能をご活用いただけます。ロゴの変更や、既定テキストの追加、またフォントや色の変更などを行いたい場合、新しいテンプレートの[アクション]メニューをクリックして[編集]を選択します。もしくは、右上の[見積もりテンプレートをカスタマイズする]のボタンをクリックします。 

 

※ 見積もりテンプレートの編集画面が表示され、[コンテンツ]タブ内でモジュールのコンテンツ(各モジュールに含まれる内容)を編集できます。フォントや色を変更したい場合[設定]タブを開き、[テーマ設定を編集]現時点ではモジュールの移動や追加はしていただくことはできません。

 

お好きな数のテンプレートを作成でき、作成したテンプレートは全て見積もりテンプレートのドロップダウンに表示されます。ドロップダウンに表示したくないテンプレートがある場合、[アクション]メニューをクリックして[見積もりで非表示」を選択します。

 

これまでの見積もりテンプレートからの移行の背景

HubSpotでは、今までご利用いただいてきたデザインを保ちながら、今まで以上にお客さまのニーズに対応できるテンプレートを提供したいと考えていました。このたびの移行により、新しいテンプレートに以下のようなカスタマイズ機能が追加されました。

 

  • 商品項目のリストで列を追加/削除
  • [条件/期間]や[購入者へのコメント]などの項目全体を非表示
  • 商品項目のリストに画像URLを挿入 
  • 手動のデータ記入を減らすためにパーソナライゼーショントークンを挿入 
  • リッチテキストコンテンツでテンプレートの項目内に画像や動画を挿入
  • 接続されているドメインのホスティングを見積もりに利用
  • また、この他にもたくさんの機能をご用意しております。 

※新しい見積もりテンプレートでは現在、名前と住所が英語形式のみとなっておりますが、移行の期日までには日本用の形式もご利用いただけるようになります。

 

また、HubSpotはこれまで多数のお客さまからお寄せいただいた以下のようなご要望に沿う見積もりテンプレートを提供したいと考えていました。

 

  • テンプレートでドラッグ&ドロップ操作を使用したい
  • 顧客が見積もりを閲覧、署名や支払いをクリックした日時などを知りたい
  • 見積もりの作成者によって、特定の項目のみを編集できるようにするオプションが欲しい
  • ウェブサイト開発者によって作られた見積もりテンプレートを公開して使用できるようにして欲しい

 

従来の見積もりテンプレートはこれらのニーズに対応できるものではありませんでした。また、従来のテンプレートを今後も維持するとなれば、新しいテンプレートのさらなる機能開発に注力することができません。このような背景から、HubSpotは今回の移行を行うことを決断いたしました。これにより、お客さまに優れた新機能をご利用いただけるのみでなく、弊社の開発チームはさらに集中して今後の機能改善に取り組むことが可能になります。 

 

改めましてHubSpotの見積もりテンプレートをご利用いただき、誠にありがとうございます。新しい見積もりテンプレートがお客さまのお役に立てていただけましたら幸いです。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。