自社のヒント&ナレッジ共有

RIshikawa
HubSpot Employee
HubSpot Employee

ページビューの回数と期間でスコアリングする

質の高いリードを見極めるのにスコアを参考にしている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、特定の期間に一定回数以上のページビューがあったコンタクトのスコアを加点する方法解説します!

標準のスコアプロパティを使わずに、カスタムプロパティとワークフローを使ってスコアリングします。ワークフローを使うことで標準のスコアプロパティではできない複雑な条件を加味することができます。

※ 標準のスコアプロパティについてはこちらのナレッジベースをご覧ください。

 

ではカスタムスコアのロジックを作っていきます!

 

1.カスタムプロパティ「カスタムスコア」を作る

まず、ページビューの回数をカウントするためのカスタムプロパティを作ります。ここで注意することはひとつだけ。プロパティのフィールドタイプ(入力形式)を数値に設定してください。

RIshikawa_0-1713505411215.png

 

2.ワークフローを作る

次に、ワークフローを使って特定の期間に閲覧したページの回数が増えると先程のカスタムスコアが+1される仕組みを作っていきます。

 

コンタクトワークフローを選び、トリガーは「ページビュー」を選び、ページを指定します。トリガーを設定したら「このフィルターを絞り込む」から日付を選び、スコアに加点したい期間を追加してください。ここでは7日以内に設定しました。

スクリーンショット 2024-04-19 14.57.38.png

これでトリガーが設定できました!

 

ひとつめのワークフローのアクションには「プロパティ値を増減」を選択します。対象のプロパティには1.で作った「カスタムスコア」を選び、+1を設定します。

スクリーンショット 2024-04-19 14.47.14.png

 

次のアクションには「遅延」を選択します。

遅延タイプに「イベントの発生まで遅延」を選んだら、イベントを選択し「ページが訪問された」を設定します。ここで、ビュー数をカウントしたいURLを特定してくださいね。

さらに、コンタクトの遅延期間を設定します。指定した期間待機して、それまでにビュー数が増えたか否かという分岐を作っていきます。期間はトリガーに設定したのと同じ、7日を設定しました。

 

スクリーンショット 2024-04-19 14.50.47.png

これで遅延アクションの設定ができました!

 

「イベントの発生まで遅延」を選択すると、自動的に分岐が出来上がります。分岐のうち「Event criteria met」の先には再度「プロパティ値を増減」アクションを設定し、条件が満たされたら「カスタムスコア」が+1されるように設定します。

 

その次のアクションとして「イベントの発生まで遅延」と「プロパティ値を増減」を、カウントしたい回数だけ設定します。

 

これで特定の期間に一定回数以上のページビューがあったコンタクトを絞り込むことができます。

 

「イベント条件を満たしていません」の分岐の先にも「プロパティ値をクリア」を設定することで、条件を満たさない場合は値をリセットできます。

0件の返信

0 コメント

この投稿にはまだ回答がありません

この投稿にはまだ回答が寄せられていません。しばらく経ってからもう一度ご確認ください。また、役に立つ情報をご存じの場合はぜひ回答を投稿してください。

投稿に回答する

回答の仕方についてご不明な場合は、コミュニティーのガイドラインをご覧ください。