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FIwakura
by: HubSpot Employee
HubSpot Employee

【HubSpot社員ブログ】はじめてのHubSpot導入|#001-FI

こんにちは、チャネルコンサルタント岩倉です。本日はHubSpot導入時に担当者がしっかりと考えなければいけない目的・理由について普段感じていることをまとめてみます。

 

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モノ・サービスを購入する理由とは?

みなさん日常生活で家電を購入したり、自動車を買い替えたりとモノやサービスを購入しています。お小遣いも限られること(私だけでしょうか)から、欲しいから買うというのはなかなかできないはずです。

HubSpotを導入する際も同じように理由が必要になります。これは上司を説得するためにもそうですし、ご契約後、道に迷わないためにも必要になります。限られた時間と人員でプロジェクトを進めていくには「あれもこれも」ではなく「あれかこれか」という考え方が重要です。

 

まちがったHubSpotの導入理由

「データを一元管理したい」

「メルマガをはじめたい」

「コンテンツマーケティングをはじめたい」

これらはHubSpotを導入する理由になっているようで、実はなっていない理由の例です。HubSpotはお客様に関連する情報(会社・コンタクト・取引・チケット)を管理できるツールであり、その情報を活用してメールを送信したり、広告の設定をしたり様々なことができます。

 

冒頭に挙げた理由はHubSpotを使ってできることを、繰り返し言ったに過ぎないのです。

自動車の例を用いるなら、「移動したいから車を買う」というイメージですね。これでは電車や自転車など他の方法でもよくなります。

 

では、どのような理由が”真の”理由になるのでしょうか。

 

等身大の理由、手触り感のある理由

難しく考えないでください。簡単なことです。

皆さんが普段業務で困っていること、その結果起きていること、すなわち課題から考えます。

 

・お客様と連絡を取りたいけれど、過去のメールを確認しなければ連絡できない

・お客様にサービスを購入してもらったが、その後のフォローができず解約が続いている

・マーケティング部門と営業部門(あるいは営業部門とサービス部門)で情報連携ができておらず、連絡すべきでない人に連絡してクレームが多発している

 

似たような課題がきっと皆さんの会社にもあるのではないでしょうか。

ここで、ボストンコンサルティングで使われている、簡単なフレームワークを紹介しましょう。事実(ソラ)・洞察(アメ)・解決方法(カサ)のステップで整理する方法です。

空を見て、雨が降りそう、だから傘を持っていこう。簡単3ステップです。

ソラアメカサ.jpg

 

上司に納得してもらうためには?

フレームワークを使って自社の状況、HubSpotを導入する理由を整理しました。次のステップは、予算確保のために上長を説得することですね。このステップでは、導入理由を経営・コスト面から整理する必要があります。少々長くなりそうですので、この点については次回のブログで詳細に書きたいと思います。

 

HubSpotでは導入時の参考になる「CRM・MA導入の事前準備チェックリスト」を用意しています。参考にしていただければと思います。

 

皆さんが導入時に困ったこと、こうやって乗り越えたというTipsや感想もぜひコメントにお寄せください。また、HubSpotご導入・利用範囲拡大に際してお困りごとがありましたら、営業担当、カスタマーサクセス担当にもお気軽にご連絡ください。