5 11, 2020 11:23 AM
子供と一緒のリモートワーク第三弾は、HubSpotヘッドクオーターがあるNothAM(北米)からです。パート1では、元々リモートワーカーとして採用され、COVID-19の影響によるオフィス一時閉鎖の前から在宅勤務をしていた3名のインタビューを紹介します!
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Bruce Chang
セルフサービスサポート シニアマネージャー (サポート部門)
子供の年齢:9歳と5歳
1日がどんな感じか教えてください
いつも大体7時くらいに起床します。コロナウイルス以前は、息子(9歳)を8時のスクールバスに乗せ、娘(5歳)をデイケアへ連れて行っていたので、仕事を始めるまで子供たちを準備させるのでバタバタしていました(妻とのチームワーク作業です)。今は子供たち二人とも家にいるので、朝はだいぶ落ち着いています。できるときは、仕事を始める前にEメールとSlackのチェックをしています。
私の場合、一日の仕事のほとんどはミーティングです。妻がホワイトボードを買ってきたので、それに1日のスケジュールを書き込んでいます。妻と私のミーティングスケジュールを書いて、いつどちらが子供のランチを用意したり面倒を見れるか視覚的にわかるようにしています。息子はZoom授業があるので、それもホワイトボードに書いています。スケジュールが空いていたら、15:30頃に家族みんなで散歩に出ます。
夜は大体みんなで食事を準備しています。準備する余裕がない時はデリバリーを頼むこともあります。放課後の時間帯は子供の習い事があったのですが、今ではビデオチャットでやっています。中国語、ドラム、ダンスのレッスンなどです。そのあとは家族で遊ぶ時間です。最近はもっぱらNintendo Switchの”あつまれ どうぶつの森”です。子供が21時頃にベッドへ行ってからは、Eメールをチェックしたり、ミーティングの準備をしたりします。自分が寝るのは深夜頃ですね。
今のところWFH with childrenはどうですか?
うちの場合は子供が9歳と5歳で、割となんでも自分でできる年齢なのでそれは助かっています。息子の学校ではChromebookを生徒に配布して、毎日Eメールで課題が送られてきます。1日に何度か先生とのZoomコールがあり、そこで少し指導してくれます。平日のほとんどの時間、息子は学校の課題をしていますね。娘のデイケアも週ごとにアクティビティを用意してくれています。どちらも丸一日をカバーしている訳ではないですが、スマートフォンやテレビなどの時間を減らせているのでそれは良いです。
二人とも外に出て遊ぶこともあります。娘は自転車の乗り方を覚えたのですが、通りで乗るのは少し心配です。ミーティングスケジュールが空いていれば妻か私が外に出て様子を見ますが、そうできないことがほとんどです。外で子供だけで遊んでいるのは心配ですが、自分が5歳の時にも一人で自転車に乗って近所を走っていたので、まあ仕方ないですね(笑)
WFH with childrenのチャレンジは何ですか?
妻も私もこの状況で働けているのはとてもラッキーなことです。でも、子育ての時間はやはり減っています。息子は気が散りやすく、ミーティングが終わって様子を見にきたら課題をやっていない、ということがよくあります。ミーティングとミーティングの間は自分の仕事時間でしたが、今は子供の面倒を見ることに使っています。ちゃんと作る時間がないので、ランチのクオリティは下がってしまいました。昨日、子供は朝ごはんのシリアルをランチに食べていました。その分お菓子を食べることが増えてしまいます。
娘はデイケアのアクティビティだけでは1日カバーされないので、iPadを使う時間が増えました。iPadには時間制限を設けているのですが、娘がミーティングに入ってきてiPadをもっと使いたいと言ってくる時には、仕方ないですが使わせています。もっと家族のために動けるようにどれだけ仕事を犠牲にするかは、妻と私の間で課題です。うまくいく日もあれば、そうでない日もありますね。金曜日はミーティングが少なく、子供との時間をとりやすいので比較的1日がスムーズです。
仕事中、お子さんはどのようなアクティビティーをしていますか?
カードゲーム、ボードゲーム、iPad、Nintendo Switch、外遊び
Kristen Kimmons
チャンネルコンサルタント (カスタマーサクセス部門)
子供の年齢:11歳と16歳
1日がどんな感じか教えてください
私の仕事はHubSpotのSolutions Partnersをサポートすることで、一日中クライアントとミーティングがあります。ビデオコールの合間にクライアントのために調べ物をしたり、アイデアを考えたりします。
今のところWFH with childrenはどうですか?
16歳の息子は特に心配ないです。友達と繋がっていられるので、学校のものが終わったらビデオゲームやスマートフォンを使ってよいことにしています。11歳の息子は多少手がかかっています。
WFH with childrenのチャレンジは何ですか?
「ミーティング中は仕事部屋に立ち入り禁止」と約束していますが、下の子は暇になるとよく入ってきてしまいます。クライアントとのビデオコールに何度か登場しました。社交的な子なので、ずっと家にいることが辛いようです。以前より構って欲しがることが増えました。なるべく一緒にいて相手をしてあげたいですが、仕事に集中しないといけないので難しいです。仕事が終わったら一緒にできることを予定することで、本人のイライラが多少解消されています。
仕事中、お子さんはどのようなアクティビティーをしていますか?
Netflix、読書、ビデオゲーム(時間制限を設けていましたが、この際気にしてられないですね)
Sarah Caruthers
チャンネル アカウント スペシャリスト (カスタマーサクセス部門)
子供の年齢:4歳
1日がどんな感じか教えてください
月曜と火曜は入ってくる案件が多いので、一週間で一番大変な曜日です。7時から17時までオンラインにいて(2〜3時間は娘の面倒を見るために使います)20時頃から23時頃までまたオンラインに戻って仕事を片付けます。私が所属するチームはCOVID-19関連の案件を扱うので、ここ数ヶ月で仕事が倍増しました。
普通の日はこんな感じです。
7:00~10:30頃…娘が朝ごはんを食べたり一人で遊んだりしている間にEメールチェックとその他各種データのアップデートを確認する。
10:30…スナックの時間。まだ一緒に遊んでいなければこの時間に遊ぶ。
11:30…ランチ。1時間休憩をとって一緒にランチを作って外で食べます。
13:30~14:30…娘が静かにしていないといけない時間。お客様とのコールミーティングはだいたい13時から16時にあるので、この時間帯は”ママが静かに仕事をできる時間”にしています。
娘が限界を迎える16時頃には仕事を切り上げるようにしています。日によりますが、娘が寝てから2〜3時間仕事に戻ることもあります。
今のところWFH with childrenはどうですか?
最初の頃は本当に大変でした。新しいルーティンに慣れさせるよう夫と頑張りましたが、どうにもダメでしたね。時間が経つにつれて、夫も私も新しいルーティンを見つけていったという感じです。チームとは密に連絡することを心がけて、情報の伝え漏れなどないようにしています。夫とは毎日お互いのスケジュールをチェックして、ミーティングがないどちらか一方が娘を見ていられるようにしています。
WFH with childrenのチャレンジは何ですか?
娘は一人っ子で、とても外交的です。”少し待つ”ということができないので、何か欲しかったり、親の助けがいる時に”待って”と言うと、もうダメですね。
HubSpotのKidsレッスンやダンスクラス、音楽やヨガのクラスなど、オンラインコンテンツに全く興味がないのでそれには困っています。人と一緒に何かするのが恋しいようです。
娘の興味を引くのに一番簡単だったのがテレビを見させることでしたが、テレビに釘付けになってしまい離れなくなってしまいました。結果的にテレビは壊れたから見られないよ、と言ってテレビを遠ざけました。
私がミーティングやコールがある時に”構って”状態になって何も効かない時には、スマートフォンのゲームを許しています。
仕事中、お子さんはどのようなアクティビティーをしていますか?
何週間かに一度、おもちゃを入れ替えています。オプションが少ない方が娘にはいいことに気が付いたんです。娘はお絵かきと、紙を小さく切ることが好きです。大きいトートバッグにレインボー色のお米を入れていて、室内砂場のようにして遊んでいます。人形で遊ぶのも好きです。天気が良い日にはブランコをしたり手作り砂場で遊びます。ランチは毎日外でとるようにしています。
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もともとリモートワークの社員にとっても、常に子供が家にいる状態で働くのに適応するのは大変だったことがよくわかります。少しでも同じ境遇にいる方の助けになったり、参考になれば幸いです。
5 14, 2020 5:27 PM
お子さんいる方はこの時期大変ですよね、自分は子供いませんが、在宅勤務しているのでどのインタビューもとても興味深く読ませていただきました。同僚にシェアします!
(テーマはずれますが、やはり外国の家は広そうでお子さんが遊べる空間がありそうですね笑)
5 15, 2020 11:43 AM
@Shibakai さん
コメントありがとうございます!
仕事、育児、家事、全て同時にこなすのは大変なことですよね。みんな様々に色々な方法を試しているので、インタビューをしていて私もとても興味深かったです!